日曜日、今日中に家に帰らなければならない。
R257を下って設楽町のほうへと向かっていく。
休日ということもあり、バイクが多い。
この辺りはツーリングまっぷるにも掲載されている、バイク向けの快走路。
休日ツーリングのバイクたちに混ざって、浜名バイパスを目指す。
浜名バイパスの少し手前、 道の駅潮見坂で一旦休憩。
夕食タイムだ。
しいたけのたっぷり入ったしいたけ蕎麦と、シラス丼をいただく。
さぁ、ここからは1号バイパスをひたすら西へ向かう。
国道1号のパイパスは複数のバイパスがつながっていて、静岡を横断できるようになっている。
なかなかの高規格な道路になっていて、信号がなく高速と同じ立体交差になっているところも多い。
もともとセローは速度を出すのが苦手なので、バイパスくらいの流速で流れているこちらのほうが走りやすい。
しかし、やはり時間はかかる。
道中休憩をはさむたびに、どんどん自宅への到着予定時刻が伸びていく。
沼津くらいでそろそろ心が折れた。
ここからは高速を使おう。
沼津から高速に乗る。
御殿場あたりで雨が降るかもしれなかったので、足柄SAで一旦休憩。
荷物にレインカバーをかけて、一休み。
汗で失われた塩分と水分をラーメンで補給する。
さらに東へ、東へ。
到着予定時刻が0時を超えたあたりで、首都高を使うことを決めた。
東京ICを超えたところで、結構ヘロヘロになっていた。
そうだ、ここに用賀PAがあるんだっけ。
料金所のすぐ隣に用賀PAがある。
一番左にある料金所からでないと、入れない構造だ。
駐車場のある階には休憩施設はない。
一つ下の階に休憩施設があるという、立体構造だ。
休憩施設といっても、自販機とイスとトイレがあるだけ。
ジュースを飲み、残りのルートを確認して気合を入れる。
ここから4号渋谷線、都心環状線、1号羽田線を経由し、11号台場線へ。
レインボーブリッジを渡る。
出発の時、東京ゲートブリッジで眺めたのよりも都心に近い夜景。
お台場の夜景が、この旅のエピローグを飾る。
走行中に撮影できるGoProが欲しくなる夜景だった。
湾岸線の終点、千鳥町ICで降りれば、家はもうすぐだ。